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2016年度　2年次演習1　日程

作成：2016年4月12日
明治学院大学法学部教授　加賀山　茂

2016年度　2年次演習1（大垣尚司・金融から学ぶ民事法入門）　日程　

演習概要：大垣尚司『金融から学ぶ民事法入門』〔第2版〕勁草書房（2013）を教材として，グループで事前に検討を行い，授業では，グループの報告を受けて，疑問点を議論し，民法が実際の社会でどのように使われているかを理解する。

学習目標：問題解決策をアイラック（IRAC（DVD参考書13-14頁参照））で表現できるようになること。特に，法学部の教育目標である弱者保護を実現するためには，類推解釈，例文解釈の活用が重要な役割を果たすので，この点の理解を深め，問題解決に役立てるようにすること。

予習事項：教科書の該当ページをよく読んで，理解できなかった箇所をメモし，リアクションペーパーに書き，それが理解できたかどうかを記入の上，各回の演習終了後に提出すること。

復習事項：講義で理解できなかったことについて，教科書の該当ページを読み直して理解を深め，それでも，なお，わからない箇所について，メモをし，次回の講義の際に，リアクションペーパーに記入の上，次の回の演習終了後に提出すること。

注意事項：　この演習では，教科書を読むだけでなく，法解釈の方法論と議論の方法についても理解深めるため，学生間の議論を重視する。
　予習に際しては，分からなかった点をノートにメモしておき，授業時に配布されるリアクションペーパーに，分からなかった点が，演習の議論を通じて解決されたかどうかを書く習慣をつけること。
　リアクションペーパーの提出が7割に満たない場合には，たとえ演習で報告をし，レポートを提出しても単位を取得できないので注意すること。

教科書：大垣尚司『金融から学ぶ民事法入門』〔第2版〕勁草書房（2013）
『ポケット六法』有斐閣，『デイリー六法』三省堂，『標準六法』信山社などの六法
中田裕康＝潮見佳男＝道垣内弘人編『民法判例百選Ⅰ，Ⅱ』有斐閣（2009）

参考書：加賀山茂『現代民法 学習法入門』信山社（2007）
・我妻栄=有泉亨『コンメンタール民法』〔第3版〕日本評論社（2013）
・加賀山茂『契約法講義』日本評論社（2009）
・加賀山茂『債権担保法講義』日本評論社（2011）
・加賀山茂『ビジュアル民法講義シリーズ1　民法入門・担保法革命』信山社（2013）

成績評価：演習における質疑応答，リアクションペーパーの提出による平常点（30%），報告内容を改訂して学期末に提出するレポート（70％）を総合的に判断して評価する。

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