01Orientation
19/37 すべての論文の書き方アイラック(IRAC)で書く

【テロップ】
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【ノート】
レポートや論文を書く場合にも,アイラックに沿って書くとよいレポートや論文を書き上げることができます。具体的には,どのようにすればよいでしょうか? ■実際の論文では,第1に,論ずべき争点を明らかにします。これが,問題提起です。 ■次に,その問題を解決すべき仮説を発見し,その仮説を問題に適用して,問題が解決されることを示します。それが本論です。 ■最後に,問題提起に対応する答えとして,結論を短くまとめます。 ■それぞれの項目について,詳しく述べることにしましょう。 第1は,「問題提起」です。アイラックのI(争点)に当たります。取り上げる問題について,何が重要な問題なのか。その問題について,従来はどのような扱いがなされてきたのか,先行研究を紹介します。そして,そこには,どのような問題が潜んでいるのかを述べます。■ 次のアイラックのR(ルール)に当たる箇所では,問題解決のための新しい視点と,論者の仮説を提示します。 第2は,「本論」です。ここでは,問題提起で問いかけた問題を▲いくつかのブロックへと分割し,それぞれの問題点について,仮説を適用して解決案を示します。■ さらに,先行研究や反対意見に対する応接を行い,自らの仮説が妥当であることを明らかにします。アイラックのA(議論)に該当します。■ 第3は,「結論」です。ブロックごとに展開して得られた答えを1つにまとめます。■  ここで大切なことは,結論が,問題提起の「問い」に対する「答え」になっているかどうか?という点です。  もしも,結論が,問題提起の「問い」の「答え」になっていないようでしたら,レポートや論文がストーリーを構成していないのですから,すべてを白紙に戻して,最初に戻って再検討する必要があります。■ 欲をいえば,結論の最後に,今後の「展望」を述べると,さらによくなります。レポートや論文に刺激を受けた人々が,その点について,発展的なレポートや論文を書く機会が与えられ,ひいては,学界に対しても大きな貢献をすることが期待できるからです。