01Orientation
26/37 2-2-2. 従来の決済手段としての現金支払

【テロップ】
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【ノート】
金銭債権の決済について検討することにしましょう。 従来の金銭債権の考え方によると, 現金(強制通用力のある通貨)の支払が弁済と考えられてきました。■ しかし,金銭債権の弁済方法を観察してみると, 最近では,代表的な「賃金の支払」についても,預金債権(預金通貨)によって支払われることが常態化しています。■ 例えば,労働基準法 第24条(賃金の支払い)においては, 通貨による支払いが原則とされていますが,「確実な支払の方法で厚生労働省令で定めるものによる場合」について,例外を認めています。すなわち,■ 労働基準法施行規則 第7条の2第1号は, 当該労働者が指定する銀行その他の金融機関に対する当該労働者の預金又は貯金への振込みをもって,賃金の有効な支払いと認めているのです。