01Orientation
7/37 専門的知識の修得どのようにして修得するか

【テロップ】
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【ノート】
専門的知識を身につけるための学習目的と学習方法をまとめることにしましょう。■ まずは,学習目標の設定です。 第1に,専門的な知識を身につけるという覚悟をしましょう。 ■そうすると,分からない箇所は,法律辞典をこまめに引きましょう。条文が印象されていたら,面倒がらずに,その条文を必ず読むという,普通の人はサボることを実践することができます。覚悟のない人は,必ずサボるので,ゴールに達することができないのです。 ■残念なことですが,法学部の場合,学生の半数以上が,法律をマスターしないまま卒業します。そうすると,法学部の「売り」を発揮できないため,社会に出てから苦労することになります。法学・政治学以外の学問でもよいので,社会に出る前に,ぶれることのない思考軸を獲得するようにしましょう。 第2に,学習したことを批判的に検討するようにしましょう。すなわち,複数の文献を比較し,ある学説とか,判例とかを絶対視しないことが大切です。すなわち,基本書を読んだらそれに満足せずに,複数の文献と判例を批判的に読み,自分なりの答えをいえるように用意するように心がけましょう。■ 学習目標が設定できたら,次に学習方法を実践しましょう。 第1に,抽象的な議論で満足せず,事実に即して具体的な問題を解決することを心がけましょう。具体的には,教科書を読みながら,判例が引用されていたら,判例百選などの判例解説を読んで,法的な知識を問題解決の手段として,活用するようにしましょう。■ 第2に,教科書や判例解説の結論を鵜呑みにするのではなく,判例集に出てくる他の学説と比較して,常に議論をするようにしましょう。友人同士で議論するのもよいのですが,自分の心の中で,仮想の相手を作り出し,その相手と議論をしながら,自分の考え方の弱点を補うようにしましょう。そして,自分なりの結論が導けるようになったら,それをアイラックの表現形式でレポートにまとめるように習慣づけましょう。■ 最後に,議論のプロセスを,トゥールミン図式によって,誰でも理解できる形に整理し,アイラックで表現した議論の部分に,その図式を追加して,議論のプロセスが一目で分かるようにしておきましょう。 ■このような学習方法を積み重ねていくと,3年間で,複数の専門科目をマスターすることができるようになります。