02Assignment
16/25 債権譲渡禁止特約(3/4) 最高裁平成9年判決〔百選Ⅱ26事件〕の事案と問題点

【テロップ】
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【ノート】
譲渡禁止特約に関する判例の到達点を示している最高裁第一小法廷平成9年6月6日判決,民事判例集51巻5号2053頁の事実関係を見てみましょう。 ■先に述べたように,最高裁平成9年判決は,以下のように述べています。 譲渡禁止特約付の売掛代金債権の譲渡について,債務者AがXに承諾を与えたことによって右債権譲渡が譲渡の時にさかのぼって有効となるとしても,承諾の前に滞納処分による差押えをしたYに対しては,債権譲渡の効力を主張することができないものというべきである。 ■しかし,この考え方は,譲渡禁止特約が,弱者である債務者ではなく,強者である債務者によって濫用されているという実態を無視しており,変更が必要です。