02Assignment
22/25 債権譲渡禁止特約の改正(5/5)

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
先に債権譲渡の譲渡禁止特約に関する改正案第466条の箇所で述べたように,譲渡禁止特約が行われている典型例は,預金債権であり,預金債権は,現代においては,預金通貨として,制限なく流通することが要請されています。■ したがって,譲渡禁止特約の効力を認める理由は,もはや存在しません。銀行振込みは,民法学的には,債権譲渡と債務引受けとの組み合わせによって実現されるのであって,譲渡禁止特約の効力を認めることは,預金債権を預金通貨と考える世界的傾向にも逆行する考え方であり,時代錯誤もはなはだしいといわなければなりません。 第2項は,差押債権者に対しては,善意・悪意を問わず,譲渡禁止特約をもって,対抗できないとしているのですから,譲渡の場合も同様に扱うべきです。 ■したがって,改正案466条の5は,「預金口座又は,貯金口座に係る預金▲又は▲貯金に係る債権(以下「預貯金債権」という。)について当事者がした譲渡制限の意思表示は,預貯金債権に対する強制執行をした差押債権者に対しては,対抗できない。」と修正すべきだと,私は考えています。