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21/25 最二判平8・4・26 民集50巻5号1267頁(9/10) 判例の批判的検討(2/3)

【テロップ】
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【ノート】
最高裁8年判決について,批判的検討を続けます。■ 二重の振込を行わざるを得なかった仕向銀行のリスク回避のための保護の必要性は,「棚ぼた式」の利益を得ようとしているご振込みの受取人とその債権者Yよりも優先されるべきです。■ そのことを実現できる制度として,「第三者のためにする契約」の理論が活用されるべきです。■ そのためにも,振込契約を,振込依頼を受けた仕向銀行を要約者,被仕向銀行を諾約シャ,振込受取人を受益者と考えるべきです。 諾約シャである被仕向銀行は,原因関係不存在の抗弁をもって,受益者およびその債権者に対抗できるからです。