06StipulationAutrui
14/95 第三者のためにする契約民法537条の理解 (2/5)

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
民法537条の立法理由はなんでしょうか?■ 立法理由書によると,立法の趣旨は,以下の通りです。■ 本条〔現行民法536条〕ないし第536条〔現行民法539条〕は,他人の利益のためにする契約に関する規定なり。■ 現行民法と旧民法の考え方との相違点は,以下の通りです。■ このしゅの契約の有効なるは,近時,学者の疑わざるところにして,立法例もまた,漸次にその効力を認むる傾向あり〔例えば,フランス民法典1121条,ドイツ民法328条~334条〕。■ これに反して,既成法典はこのしゅの契約を無効とせり。その理由とするところは,この契約にありては,金銭に見積ることをうべき利益なきをもって原因の存せざる契約となすにあるなり(財323)〔旧民法財産編323条〕。■ しかれども,本案においては,原因をもって契約の要素となさず,又,債権の目的は金銭に見積ることをうべきものに限らざるの主義を採りたるをもって,この契約を無効とするの理由なし。■