06StipulationAutrui
16/95 第三者のためにする契約民法537条の理解 (4/5)

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
現行民法の起草者は,その立法理由書において,旧民法では,第三者のためにする契約を無効としていたと述べています。しかし,このことは本当なのでしょうか?■ 旧民法 財産編 第323条〔第三者のためにする契約〕を読んでみましょう。■ 旧民法▲財産編▲第323条▲第1項■要約者が合意に付き金銭に見積ることをうべき 正当の利益を有せざるときは,その合意は原因なきため無効なり。■ 第2項■第三者の利益のために要約をなし,かつ,これに過怠約款を加えざるときはその要約は,これを要約者において金銭に見積ることをうべき利益を有せざるものとみなす。■ 第3項▲しかれども,第三者の利益における要約〔ラ・スティピュラッション・フェ・ダン・ランテレ・ドウトリュイ〕は,要約者が自己のためなしたる要約のジュウたり,又は,ダクヤクシャになしたる贈与の従たる条件なるときは,有効なり。■ 第4項▲右二箇の場合において,従たる条件の履行を得ざるときは,要約者は単に合意の解除訴権,又は,過怠約款の履行訴権を行ふことをう。■ 旧民法▲法財産編の第1項,第2項にいう無効と,第3項以下の第三者のためにする契約の有効とは,どのような関係に立つのでしょうか?■