06StipulationAutrui
41/95 債務引受の根拠規定は存在しないのか?旧民法財産編第496条の価値(4/4)

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
現行民法は,旧民法▲財産編▲496条を削除してしまったため,債務引受の明文規定を欠くことになりました。 ■そこで,学説は,旧民法ではなく,ドイツ民法414条以下の規定を参考にして,債務引受の法理を構築していきます。 ■旧民法については,既に詳しく検討したので,ドイツ民法の債務引受の規定について,旧民法と対比しながら検討してみましょう。■ ドイツ民法414条(債権者・引受人の契約)は以下のように規定しています。■ 債務は,第三者が債権者との契約により,旧債務者に代わって債務者となる方法をもってこれを引き受けることができる。■ 第415条(債務者・引受人の契約)は,以下のように規定しています。■ 第三者が債務者と契約した債務の引き受けは,債権者の追認によってその効力を生じる。追認は,債務者又は第三者が債務の引き受けを債権者に通知した後になすことができる。追認がなされる間は,当事者は契約を変更し又は破棄することができる。… ■両者を比較してみると,内容は,ほとんど同じであることが分かります。■