06StipulationAutrui
53/95 第4節 第三者のためにする契約の応用例と判例の検討

【テロップ】
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【ノート】
今は廃止された制度ですが,振込の前身である電信送金契約について,最高裁は,これを第三者のためにする契約ではないと判断しました。 ■この判断が原因のひとつとなって,第三者のためにする契約に関する判例の発展が阻害されることになるのですが, ■振込みが第三者のためにする契約として構成することができることが認められるようになった現在においては,この判例を再検討し,第三者のためにする契約として再構成することが必要となっています。 ■そこで,電信送金契約に関する最高裁判決を以下の順序で再検討することにします。■ 第1に,判例が電信送金契約を第三者のためにする契約ではないとしている理由は何か?について検討します。■ 第2に,最高裁昭和43年判決に影響を及ぼした先例はどのようなものであったのか?について検討します。■ 第3に,最高裁昭和43年判決の1審,2審判決は,どのような立場をとっていたのか?について検討します。■ 第4に,最高裁昭和43年判決は,事案の解決として妥当なものか?について検討します。■ 第5に,最高裁昭和43年判決の事案を準占有者に対する弁済として処理することは可能なのか?について,再検討します。■