06StipulationAutrui
55/95 電信送金契約に関する判例の検討最一判昭43・12・5民集22巻13号2876頁 事案(1/3)

【テロップ】
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【ノート】
電信送金契約について争われ,電信送金契約は第三者のためにする契約ではないと判示した 最高裁昭和43年判決(すなわち,最高裁▲第一小法廷▲昭和43年12月5日判決▲民事判例集22巻13号2876頁)の事実の概要は,以下の通りです。 Xは,岩手県購買農業協同組合連合会(県購連)の参事として,衣料品買付のため京都方面に出張中,衣料品買付資金の必要が生じたので,県購連に対しその送付方を求めたところ,県購連は,これに応じ,昭和23年12月16日,岩手殖産銀行(岩手殖産) に金130万円を払い込み,その送金受取人を京都市K方のXと指定して,その電信送金方を委託しました。■ そこで,その委託を受けた岩手殖産は,即日,かねてから電信為替取引契約を締結していたY銀行(株式会社第一銀行)京都支店に対し,右送金の支払方を委託し,他方,県購連は原告に対し右電信送金をした旨を通知し,その通知はそのころK方に到達しました。■