06StipulationAutrui
73/95 振込契約は第三者のためにする契約か? (3/4)

【テロップ】
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【ノート】
振込み契約に関する学説の対応は,以下の通りです。 ■第1は,第三者のためにする契約説です。■ その中で,川島タケヨシ『民法総則』279頁は, 通謀虚偽表示の抗弁の対抗を認めています(大審院▲昭和9年判決のハンシに反対しています)。■ ワガツマ説は,『判民▲昭和9年度』67事件の評釈において,■ 通謀虚偽表示の対抗は善意の第三者に対抗できないとして,大審院▲昭和9年判決のハンシに賛成しています。 ■第2は,指図(ドイツのアンバイズングに依拠する)説です。■ 石田文次郎「判例批評」法学論議32巻3号687頁は, 抽象的債務負担行為に基づいて,更改と同じく,一般的に抗弁の対抗を認めないとして,大審院▲昭和9年判決のハンシに賛成しています。 ■第3は,入金記帳・ムイン説です。■ 水口・「判例批評」法律論叢13巻11・12号9251頁は, 銀行が口座に入金の記入をし,その通知をすることによって,当座預金口座契約の本質から当然に、絶対的に預金債権が発生するとする説であり,大審院▲昭和9年判決のハンシに賛成しています。■