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19/39 他人物の引渡による弁済(4/4)まとめの図解

【テロップ】
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【ノート】
民法475条(弁済として引き渡した物の取戻し)の意味について,図解によって復習することにします。 弁済者が, 弁済受領者に対して, 他人物でもって, ダイブツ弁済をした場合を考えます。 ■弁済者が,所有者の承諾を得ることができず,所有権を弁済受領者に移転することができなかったとしましょう。 ■その場合,弁済者も,また,弁済受領者も契約を解除することができます。■ その上で,弁済受領者は,さらに有効な弁済をすることを請求できます。■ 反対に,弁済者は,目的物を返還するように求めることができます。■ この場合には,民法546条が類推されて,弁済受領者は,更に有効な弁済を受けるまで,目的物の引渡しを拒むことができます。■ しかし,真の所有者が, 所有権に基づいて返還請求を求めてきた場合には, ■同時履行の抗弁権では,所有者の返還請求権に対抗できません。■ そこで,現行民法の立法者は,弁済受領者を保護するために,リュウチ権の抗弁を与えて, ■「弁済をした者は,更に有効な弁済をしなければ,その物を取り戻すことができない」と規定しているのです。