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22/39 債権の準占有者に対する弁済基本事例

【テロップ】
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【ノート】
債権の準占有者に対する弁済を理解するために,典型的な例をあげます。■ 毎月25日にA新聞の購読料の集金に来るはずの集金人Bが,今月に限って24日にやってきたとします。 ■BがA社の社印のある領収書を持参していたので, Cは,Bに新聞代を支払いました。■ ところが,翌日の26日に,別の集金人Dがやってきて,A社の新聞購読料の請求をしました。 ■昨日の集金人Bは,先月クビになったのだというのです。■ Cは,再度,Dに新聞購読料を支払わなければならないのでしょうか。 ■この例題を念頭において,債権の準占有者に対する弁済について,検討することにします。 ■なお,民法(債権関係)改正案では,この名称を改めて,「受領権者としての外観を有する者に対する弁済」という見出しにしています。つまり,「債権の準占有者への弁済」を「ヒョウケン弁済受領権者への弁済」と改めています。 ■債権の準占有という概念は,分かりにくい概念であり,ヒョウケン代理との関係があいまいだったので,「表見弁済受領権者」とする方が,民法総則との整合性がとれて,分かりやすいと思います。