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27/39 表見代理の3類型(3/3)

【テロップ】
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【ノート】
権利外観法理の第3の類型は,立証責任分散型です。 ■この第3の類型の典型例は,民法112条(代理権消滅後のヒョウケン代理)です。 ■民法112条は,以下のように規定しています。■ 代理権の消滅は,善意の第三者に対抗することができない。ただし,第三者が過失によってその事実を知らなかったときは,この限りでない。 ■この規定においては,権利外観法理の重要なヨウケンである,善意と無過失の立証責任が,以下のように,真の権利者と取引の相手方とに分散して課されています。■ 善意の立証責任は,第三者にあります。 ■これに対して, 過失の立証責任は,本人にあります。 ■以上で,権利外観法理を立証責任の観点から分類する方法の検討を終わります。 ■これらの分類をマスターすると,学力のレベルは,法科大学院の修了者のレベルに匹敵し,訴訟実務の最も重要な立証責任の分配についての基本的な考え方をマスターしたことになります。 ■これほど高度な考え方を大学の二年生で学習できるように再編成し,分かりやすい三つの分類にまとめるという試みは,全国で初の取り組みです。 ■難しいかもしれませんが,マスターできるように,この箇所を何度も繰り返し聞き,自分のノートに整理する努力をしてみましょう。 ■自分の学力が,法科大学院の修了者並みにレベルアップするのを実感するのは,楽しいものと思います。