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3/39 債権の消滅の中での弁済の位置

【テロップ】
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【ノート】
弁済は,債権の消滅原因の最初に位置づけられています。 ■債務者が弁済すると債権が消滅するというのは,分かりやすいのですが, ■弁済の法的性質が何なのか,については,学説が混乱しており,整理をしておく必要があります。 そこで,債権の消滅原因の全てを取り上げて,法律行為,事件,それ以外の準法律行為に分けて表にまとめてみることにしました。 ■債権の消滅原因のうち,意思表示に関連するものとしては,法律行為としての契約および単独行為,ならびに,準法律行為があり,意思表示に関連しないものとしては,事件があります。 ■債権の消滅原因のうち,第1に契約に分類されるものとしては,③更改があります。 ■そのほかに,弁済に近い契約として,ダイブツ弁済,供託(第三者のためにする契約)があります。 ■債権の消滅原因のうち,第2に,単独行為に分類されるものとしては,債権者による単独行為として,④免除があり,債務者の単独行為として②ソウサイと消滅時効の援用とがあります。 ■債権の消滅原因のうち,事件に分類されるものとしては,⑤混同,不可抗力による履行不能,時効消滅があります。 ■肝心の①弁済は,必ずしも意思を必要としないため,準法律行為として分類されています。 ■しかし,弁済の内容を考慮して,再分類してみると, ■弁済のうち,契約に再分類されるものとしては,預金債権における債権譲渡,債務引受があげられます。 ■弁済のうち,単独行為として再分類されるものとしては,遺言の執行としての法人の設立,現金支払いがあげられます。 ■弁済のうち,事実行為として再分類されるものとしては,不作為債務の弁済としての競業避止,労働契約において,使用者の命令に従って労務に服することがあげられます。■