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31/39 民法478条に関する判例(1/5)注意義務の程度

【テロップ】
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【ノート】
民法478条に関する代表的な判例を紹介します。■ 最初は,立証責任に関する,最高裁▲昭和37年8月21日判決▲民事判例集▲16巻9号1809頁です。 ■この判決の要旨は,以下の通りです。■ 一 債権者の代理人と称して債権を行使する者についても民法第478条が適用される。■ 二 債権の準占有者に対する弁済が有効とされるためには、弁済者が善意かつ無過失であることを要する。■ 判例の準則(110条型)は正しいのですが,立証責任の実際の運用は,民法480条(109条型)の考え方を準用していました。すなわち,債権者が,弁済者の悪意又は有過失を立証しなければなりませんでした。■ 民法の現代語化では,110条型へと名文化されたので,現在では,最高裁昭和37年判決どおりに,弁済者が,自らの善意かつ無過失を立証しなければならなくなりました。