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7/23 弁済(履行)の時期

【テロップ】
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【ノート】
弁済の時期について,民法412条は,以下のように規定しています。■ 第412条(履行期と履行遅滞)■ 民法412条▲第1項■債務の履行について確定期限があるときは,債務者は,その期限の到来した時から遅滞の責任を負う。■ 民法412条▲第2項■債務の履行について不確定期限があるときは,債務者は,その期限の到来したことを知った時から遅滞の責任を負う。■ 民法412条▲第3項■債務の履行について期限を定めなかったときは,債務者は,履行の請求を受けた時から遅滞の責任を負う。 ■契約上の債権の場合には,比較的問題が少ないのですが,不法行為上の請求権の場合には問題となります。 ■判例(最高裁▲第三小法廷▲昭和37年9月4日判決▲民事判例集16巻1834頁)は,不法行為のときが弁済期であると考えていますが,そうすると,一方で,遅延利息がすぐに発生しますが,他方で,消滅時効が早く完成してしまいます。 ■時効が完成する前に訴える機会を逃さないようにするためには,不法行為が生じたときではなく,不法行為を知ったときとする方が柔軟な解決ができると,私は考えています。