12SetOff3
11/25 三者間相殺(5/6)B→C→A型(Aが相殺権者) →まとめ

【テロップ】
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【ノート】
三者間ソウサイの第3類型について説明します。■ ★最初は,ソウサイという用語が使われている,形式的な三者間ソウサイ,すなわち,民法457条第2項の紹介です。■ ★Sは,■ ★債権者(G)の債務者です。■ ★Sは,ただの債務者ではなく,民法475条2項に規定されているように,G に対して反対債権を有しているとします。■ ★このような状況において,債権者が,保証人Bに対して,債務の履行を請求したとします。■ ★この場合に,G の請求に対して,Bは,債権者が有しているアルファ債権を自働債権,ベータ債権をジュドウ債権とするソウサイによって,G に対抗できます。 ■このことについて,民法457条(主たる債務者について生じた事由の効力)の第2項は,以下のように規定しています。■ ★民法457条▲第2項■保証人は,主たる債務者の債権によるソウサイをもって,債権者に対抗することができる。 ■つまり,Bは,形式的には,ベータ請求に対してアルファ債権とソウサイするという,三者間ソウサイを行なっていることになります。■ ★しかし,実体をよく見ると,自働債権とジュドウ債権とは,いずれもG とSとの間の二者間でソウサイされています。 ■したがって,この例は,形式的には,三者間ソウサイですが,実質は,二者間ソウサイについて,利害関係を有する第三者である保証人が援用しているに過ぎないということができます。 ■そこで,実質的な三者間ソウサイの第3類型である,錯誤弁済ソウサイ型について,つぎに検討することにします。