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6/25 三者間相殺(2/6)C→A→B型(Aが相殺権者)→まとめ

【テロップ】
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【ノート】
現行民法は,先に述べたように,468条2項で,債権譲渡の際の債務者の抗弁事由について規定しており,その抗弁事由に,ソウサイの抗弁が含まれることは,学説・判例においても,異論なく認められています。■ ★民法(債権関係)改正案第469条(債権の譲渡におけるソウサイ権)は,この点について,判例の準則を取り入れて, ★以下のような規定を創設しています。■ ★第1項■債務者は,■ ★対抗ヨウケン具備時より前に取得した ★譲渡人に対する ★債権による ★ソウサイをもって■ ★譲受 ★人に■ ★対抗することができる。■ ★第2項■債務者が対抗ヨウケン具備時より後に取得した譲渡人に対する債権であっても,その債権が次に掲げるものであるときは,前項と同様とする。ただし,債務者が対抗ヨウケン具備時より後に他人の債権を取得したときは,この限りでない。■ ★改正案▲第469条▲第2項▲第一号■対抗ヨウケン具備時より前の原因に基づいて生じた債権■ ★改正案▲第469条▲第2項▲第二号■ゼン号に掲げるもののほか,譲り受け人の取得した債権の発生原因である契約に基づいて生じた債権 ■この図のベータ債権が,アルファ債権と密接な関係がある場合には,アルファ債権の譲渡よりも後に発生した場合であって,ソウサイをもって債権の譲り受け人に対抗できるとしている点が,重要です。 ■その場合には,二当事者間ソウサイではなく,完全な三者間ソウサイといえるからです。