13Novation
15/16 民法改正案における債務引受

【テロップ】
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【ノート】
更改の解説の最後に,民法(債権関係)改正案の更改の規定について,概観しておきます。  ■民法(債権関係)改正によって,現行民法には存在しなかったとされてきた,債務引受の条文が新設されることになりました。 ■債務引受の種類は,並存的債務引受と免責的債務引受の二つです。 ■旧民法では,これらは,全て更改契約によって実現していたのですが,改正案では,債権者と新債務者との間の債務引受契約,または,債務者と新債務者との間の第三者のためにする契約によって成立させることにしています。 ★第1の並存的債務引受は,連帯債務と同様の結果を生じるので,従来から,連帯債務契約を債権者と連帯債務者との間で認められていた連帯債務契約のほかに,債務者間で第三者のためにする契約によって連帯債務契約を締結することができるとしている点に特色がありますが,従来の条文の解釈で実現されていたことを明文化したに過ぎません。■ ★第2の免責的債務引受は,本来的な債務引受であり,従来の解釈で認められてきた,債権者と新債務者間の債務引受のほかに,債務者と新債務者間の第三者のためにする契約によっても免責的債務引受ができることを明文化した点に意味があります。