Law_SetTheory
29/58 Logic and set theory (1/5)What is ( A ∩𝑩, A ∪𝐁, ¬ (A ∩𝐁) , ¬ (A ∪𝐁) )?

【テロップ】
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【ノート】
論理記号と集合論とは,どのような関係にあるのでしょうか? ■  A∩Bとは何か?    AかつBと読み,集合Aと集合Bとの共通部分です。   論理演算における,論理積(AかつB)と同じです。  A∪Bとは何か?   AまたはBと読み,集合Aと集合Bの和の部分です。   論理演算における,論理和(AまたはB) と同じです。  (ノットA),(ノットB)はなにでしょうか?   集合A,集合Bの補集合です。   論理演算における,否定(ノットA),(ノットB)と同じです。  ド・モルガンの法則は,集合論で考えるとわかりやすいでしょう。   AかつBを否定すると,ノットA または ノットBとなり,   AまたはBを否定すると,ノットA かつ ノットBとなります。   記号が逆になるので,注意が必要です。  法律学では,これを応用する条文が多いのです。   例えば,「善意かつ無過失」の否定は,「悪意または有過失」となります。  では,質問をしましょう。   「故意または過失がある」を否定するとどうなるでしょうか?