WhatIsLaw2015
19/31 解釈方法論(1/7)公園の入口に「車馬通行止め」

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
これから,練習問題を通じて,六つの法解釈の方法論をマスターすることにします。 ■これらの練習問題の共通の前提は,以下の通りです。 ■子供たちが遊ぶ公園の入り口に,「車馬 通行止め」という掲示があり,これが唯一のルールだと仮定します。 ■さて,第1問です。■ 馬に乗った人が通りかかったとします。この人は,公園にはいれるでしょうか?■ 答えは,「通ることができない」が正解です。■ その根拠は,「車馬 通行止め」というルールがあるからです。■ 当たり前のように思うでしょうが,法律学では,このような解釈のことに名前を付けて,「文理解釈」と呼んでいます。■ 車が通りかかった場合も,結論は同じく,「文理解釈」によって,通行が禁止されます。